臨江閣別館 100年ぶり改修
2012(平成24)年9月21日
明治期の近代和風建築群「臨江閣」(前橋市大手町)について、市は20日までに大規模な改修工事をする方針を固めた。(略)屋根を全面改修する別館は、竣工以来約100年ぶりの大改修となる。
臨江閣は、初代県令の楫取素彦が皇族や高官をもてなすために地元財界人に提言して建設された。1884(明治17)年建設の本館と茶室、1910(明治43)年に一府十四県連合共進会の貴賓館として建てられた別館で構成される。屋根のふき替えや耐震補強などを行った大規模改修は2017(平成29)年に完了。今年8月に国重要文化財に指定された。