富岡製糸場西置繭所の修理公開 2016(平成28)年1月20日

貴重な文化財を保存し、後世に引き継ぐ意義を理解してもらおうと、富岡市は19日、世界遺産で国宝の富岡製糸場西置繭所の保存修理を見学できる施設を報道陣に公開した(略)。22日から一般公開する。

富岡製糸場の西置繭所に設けた見学施設は3階建て。ガラス張りの3階や屋外見学スペースから5万枚の屋根瓦を取り外し、ひび割れの有無などを確認する作業を間近に見られるようにした。富岡市によると、屋根の工事は既に仕上がり、見学施設は今年3月末で閉鎖となる。西置繭所内部を公開するための整備活用工事は2020年4月に完成予定。