「指導力不足」7教員 2004(平成16)年1月17日

県教育委員会は十六日、定例会を開き、児童生徒への指導力が著しく不足し、正常な教育活動ができない指導力不足教員七人を初めて認定した。教員の資質を向上させ、信頼ある学校づくりを目指す。

必要な専門知識や指導力を欠く「指導力不足教員」(現在は「指導が不適切な教員」)の認定制度は、本県では2003年度に始まった。学校長が報告した教員について、有識者でつくる判定委員会の判断を踏まえ認定される。認定されると県総合教育センターで研修を受ける。直近5年間で認定されたのは3人で、2人が現場復帰、1人が退職した。