共愛女學校が修学旅行 1915(大正4)年5月19日

前橋市岩神町私立共愛女學校にては生徒の修學旅行を行ひたるが四學年生卅一名は安村入江兩教師に引率せられ十八日午前六時卅五分出發箱根江嶋鎌倉横須賀方面を旅行し廿一日帰校の筈にて

共愛学園は1888(明治21)年設立した前橋英和女学校が前身。上毛共愛女学校、共愛女学校と改称した。15年の修学旅行は4学年が3泊4日で神奈川県、3学年以下は1泊2日で足尾銅山を視察した。当時の制服ははかま。桜の徽章をモチーフにした模様を裾に縫っていた。こども園から4年生大学までの総合学園となり、来年130周年を迎える。