「総合大学」をめざす 1976(昭和51)年9月6日

「短大でも総合大学は可能」だと思っている。理学、医学というわけにはいかないにしても、農業経営大学校を昇格したり、前橋工業短大や保育専門学校などを“吸収”できれば実のある大学づくりができる。

1976年7月の知事選で初当選した清水一郎知事(当時)にインタビューし、公約だった県立女子大構想について紹介した。県立女子大は80年4月に旧前橋高跡地で開学し、82年10月に玉村町にキャンパスを移転。94年に大学院が設置された。全国でも数少ない公立女子大として県内外から学生が集まる。10月には初めての女性学長が誕生する見通しだ。