57メートル 関東平野一望 1992(平成4)年5月28日

邑楽郡邑楽町は27日までに、ふるさと創生資金を活用して町の中央部に建設する「シンボルタワー」の完成予想図を公表した。高さ57メートルで、地上45メートルの位置には約50人収容の展望室が設けられ、関東平野が一望できる。

邑楽町中野のシンボルタワー「未来MiRAi」は、1億円のふるさと創生資金の活用策を町民に公募した結果、建設が決まった。総工費は約5億円。鉄骨3階建てで、避雷針を含めた高さは57メートル。展望台に上ると関東平野を一望できる。町は1993(平成5)年5月19日に一般開放を開始。町内の小中学校、幼稚園の子どもたちが団体で詰め掛け、連日にぎわった。