地評38年の歴史に幕 1989(平成元)年12月1日

群馬地方労働組合評議会(南雲郁雄議長)は三十日、前橋市の県教育会館で第四十二回定期大会を開き、(略)新連合参加に伴う組織の解散を決議、(略)三十八年にわたる運動の歴史に一応の終止符を打った。

戦後、本県の労働運動をけん引してきた旧社会党系の群馬地評が解散。官民の組織が統一した現在の連合群馬に移行し、11万人の大所帯となった。解散と同時に群馬地評センターを設立、政党支援や平和活動などの運動を引き継いだ。同センターは連帯ユニオン、群馬ユニオンと名称を変更し、現在は一部地域で地区労センターとして残っている。