巨大議会相次ぎ誕生 2004(平成16)年6月5日

合併協議が進む中、旧議員の任期を延長できる「在任特例」を適用するケースが目立ち、合併後次々と「巨大議会」が誕生する。前橋市は八十五人、伊勢崎市八十四人、太田市七十八人。県議会を大きく上回る。

「平成の大合併」を経た3市で議員数が大幅増、いずれも当時の県議会(54人)を上回った。一時的な措置とはいえ、市町村合併の目的である行財政のスリム化に反するとして、当時は疑問の声も上がった。2006年1月に5市町村が合併した高崎市は94人の議員が誕生、同10月に旧榛名町と合併すると全国最多の112人となり、話題を集めた。