光環境条例を制定へ 高山村 1998(平成10)年2月28日

県立天文台の建設が進む高山村は、優れた観測環境を維持するため「美しい星空を守る光環境条例」を制定する。(略)「昔のままの自然に囲まれた村の姿を後世に伝えたい」という思いを込める。

県立ぐんま天文台は1999年4月、高山村に開館。その前年に村は光環境条例を制定した。もともと天体観測の障害になる光は少ないが、現状を維持し、街灯や商店の照明灯、電光案内板、広告灯など、夜間の人工照明の増加を抑制することを狙いとした。開館20周年を迎える天文台は4~5月の大型連休や夏休みに特別企画を予定している。