刑法犯増加率全国ワースト 2004(平成16)年10月8日

今年1-9月に県内で発生した刑法犯は前年同期に比べ9.1%増え、増加率が全国で最悪だったことが7日、分かった。刑法犯の発生が増えたのは本県を含めてわずか6府県。同じ北関東にある茨城は16.8%減、

2004(平成16)年の刑法犯認知件数は4万2643件で過去最悪を記録した。検挙件数の増加率も高水準だったが、検挙が発生に追いつかない状況が続いた。県警の防犯対策強化や住民の意識向上などにより、認知件数は同年をピークに毎年減少。昨年は戦後最少の1万3105件となり、今年上半期(1~6月)も最少ペースで推移している。