初の中学校総合体育大会開く 1966(昭和41)年8月10日

“若さが踊る”初の県中学校総合体育大会は、九日前橋・県営陸上競技場で開幕(略)、熱戦の火ぶたを切った。大吹奏楽団のかなでるファンファーレを合図に、花火が一つ、二つ、三つ・・打ちあげられた。

大会は、3年後の1969(昭和44)年の全国高等学校総合体育大会(インターハイ)本県開催に備えて、子どもたちの競技力向上を図るのが狙いだった。前年まで別々に開いていた各競技大会を集約、206校、4600人を超える中学生が参加した。大会で発掘された優秀選手を対象に全14種目で強化合宿も実施され、「44総体」の礎石となった。