県下のデパート 1965(昭和40)年5月4日

デパートの進出と地元小売り店の関係が商工界で話題になったのは最近のこと。昨年秋、前橋と高崎に「前三」「藤五」があいついで開店した。大資本は弱小資本へどのていどの影響を与えているだろうか。

大型デパート開店を受け、既存小規模店舗への影響を分析している。百貨店販売額の割合が全国比で低いことを挙げ「あまり圧迫していることにはならない」とする一方、百貨店に含まれないスーパーや衣料品中心の大型専門店進出が目覚ましいと指摘。その後の郊外型大規模店舗への流れ、街中の中小専門店苦戦を予想するような内容となっている。