声の図書館を設置 1971(昭和46)年1月18日

県は、盲人のために声の図書館を県身障者福祉センター内(前橋市)に設置し、録音テープの貸し出しと、テープレコーダーを購入する場合に七千円を限度に購入費の半額を補助する方針で検討をすすめている。

目の不自由な人の中には点字を読めない人も多いため、県は文学作品や音楽を収録した録音テープを郵送料無料で貸し出す声の図書館づくりを考えた。有名な小説などのテープがあっても、機材がなければ聴けないと、レコーダー100台分の購入補助金の拠出も検討。現在は県立点字図書館(前橋市)などで録音図書の貸し出しを行っている。