知事は黒枠、市町村長は赤枠 1947(昭和22)年4月5日

敗戦後の憲法施行(1947年5月3日)を控え、住民の直接選挙となった知事、市町村長選に県民が臨んだ。初代の公選知事は三つどもえの戦いを制した北野重雄氏(民主党)で、投票率は78.34%だった。北野氏は県にあった軍所有のコーヒー豆を業者に払い下げたとした、いわゆる「コーヒー事件」で1年3カ月で辞任したが、52年に返り咲いた。
敗戦後の憲法施行(1947年5月3日)を控え、住民の直接選挙となった知事、市町村長選に県民が臨んだ。初代の公選知事は三つどもえの戦いを制した北野重雄氏(民主党)で、投票率は78.34%だった。北野氏は県にあった軍所有のコーヒー豆を業者に払い下げたとした、いわゆる「コーヒー事件」で1年3カ月で辞任したが、52年に返り咲いた。