合格者名公表に自粛の動き 1996(平成8)年5月23日

県内の国公私立大、短大で合格者の氏名公表自粛の動きが広がっていることが二十二日、上毛新聞社の調べで分かった。(略)来春の入試について、現時点で十一校が報道機関への情報提供を含めて見直しを検討

合格の便りを新聞紙面で知る時代があった。かつては学校が報道機関に合格者名簿を提供していたが、プライバシー保護などを理由に合格発表を「受験番号のみ」「本人に郵送」などとし、氏名の公表自粛が進んだ。高校に関しては、一足早い1996(平成8)年春の入試から全公私立高で氏名公表を自粛、新聞などへの氏名掲載が行われなくなった。