前橋市 特例市へ移行 2000(平成12)年3月11日

前橋市の萩原弥惣治市長は十日の市議会本会議で、四月一日施行の地方分権一括法で創設される特例市について、「市独自の街づくりを展開できる」などの認識を示し、二〇〇一年度にも特例市に移行する方針

騒音規制地域の指定など市民生活に密着した20項目の事務権限が県から移譲される特例市は、人口20万人以上の全国の市が対象。前橋、高崎両市が2001(平成13)年4月、県内初の特例市に移行した。その後、両市は保健衛生や福祉など約2400項目の事務が移譲される中核市になった。太田、伊勢崎両市も特例市に移行した。