旧製糸場の110棟寄贈 2005(平成17)9月30日

富岡製糸場は1939年に片倉工業(東京都)の前身、片倉製糸紡績に譲り渡された。同社は87年に操業を停止した後も管理事務所を置き、貴重な建造物などを維持管理。経営環境が厳しくても一貫して保存の姿勢を崩さなかった。製糸場の世界遺産登録への機運が高まる中、市への管理移管を決め、東西の置繭所やブリューナ館などを寄付した。
富岡製糸場は1939年に片倉工業(東京都)の前身、片倉製糸紡績に譲り渡された。同社は87年に操業を停止した後も管理事務所を置き、貴重な建造物などを維持管理。経営環境が厳しくても一貫して保存の姿勢を崩さなかった。製糸場の世界遺産登録への機運が高まる中、市への管理移管を決め、東西の置繭所やブリューナ館などを寄付した。