登る榛名のキャンプ村 1926(大正15)年7月14日

榛名山登山者は(略)近來非常に増加したが未だ見るべき施設がなく(略)縣學務部では(略)キャンプ生活を奨励する事となり其の第一着手として五ツの天幕を湖畔に設備し之れを貸與する事となり

榛名山の新名物にと、県はテントの貸し出しを始めた。上毛かるたに「登る榛名のキャンプ村」とうたわれた第一歩。本紙は8月に特派員を派遣、キャンプ生活をルポした。榛名湖畔には1947(昭和22)年、高原学校ができ、多くの県民がカッターやキャンプファイアを体験した。最近はオートキャンプ場も誕生、家族連れでもにぎわっている。