関東ふれあいの道 63年度末完成 1987(昭和62)年3月22日

「人と自然の対話」をキャッチフレーズに、五十七年度から関東一都六県で整備が進められてきた首都圏自然歩道「関東ふれあいの道」が、六十三年度末にほぼ完成の見通しとなった。

関東ふれあいの道は1都6県を一周し、総延長1799キロ。自然と触れ合える遊歩道を保全・整備しようと環境庁の提唱で事業が始まった。東京都八王子市の梅の木平を終起点に秩父から上毛三山(赤城山、榛名山、妙義山)、霞ケ浦、房総、丹沢などを結ぶ。県内は「桜山のみち」(藤岡市)「草木湖をめぐるみち」(みどり市)など35コースがある。