中学部活1万人調査 2007(平成19)年2月15日

中学校部活動の朝夜の禁止が徹底されず生徒の安全確保や教員の負担感増に影響を及ぼしているとして、県教委は近く県内全百七十四校の校長、教員、生徒、保護者ら一万千八百人を対象に実態調査に乗り出す。

調査では県教委が禁止している平日の朝練習をおよそ半数が実施している実態が明らかになった。長時間練習は長年問題視され、国が改革を促してきたが、状況は改善していない。本年度調査で県内公立中の38%が土日の休養日を設ける決まりがないことも判明。1月に骨子案が公表された新たな国のガイドラインで、部活動がどう変わるか注目される。