求人倍率急落0.94倍 2009(平成21)年1月31日

2009年12月の有効求人倍率が急落したのはリーマン・ショックに端を発した世界同時不況の影響だった。県内の製造業が相次いで減産と従業員の減員をしたことから雇用情勢が一気に悪化した。その後、東日本大震災の直接的な影響が少なかった県内経済は主力の自動車関連産業を中心に立ち直り、12年4月の速報で3年5カ月ぶりに1倍台を回復した。
2009年12月の有効求人倍率が急落したのはリーマン・ショックに端を発した世界同時不況の影響だった。県内の製造業が相次いで減産と従業員の減員をしたことから雇用情勢が一気に悪化した。その後、東日本大震災の直接的な影響が少なかった県内経済は主力の自動車関連産業を中心に立ち直り、12年4月の速報で3年5カ月ぶりに1倍台を回復した。