子供のパラダイスに 1961(昭和36)年10月4日

前橋児童遊園地は年々利用者がふえ、(略)せっかくの遊具施設を利用できない子供が出る始末。そこで市では同施設を多くの子供に利用できるよう整備計画が検討され、近く実施の運びになる。

前橋市中央児童遊園「るなぱあく」は1954(昭和29)年11月、周辺町村との合併を記念して開園した。「おサルの電車」や国の有形文化財に登録された「木馬」が人気を集めた。規模が小さく幼児用遊具が多いことから次第に敬遠され、郊外への移転や廃園が取り沙汰されたが、最近はキャッチコピーの「日本一なつかしい遊園地」が受けている。