審議会も“かかあ天下”に 1994(平成6)年1月11日

委員会や審議会の女性委員構成比率について、県は現行の七・一%を(略)平成十二年度までに三〇%に引き上げる「女性登用促進要領」を新たに策定し、十日開いた庁議で女性登用の徹底を申し合わせた。

当時の構成比率は全国36位で、県は委員の選任基準の見直しや幅広い分野からの登用を進めた。2000(平成12)年の比率は約20%と当初の目標に届かなかったが、18年4月1日現在で38.3%まで上昇。対象の異なる内閣府の調査(同日現在)によると、32.0%で全国25位だった。県は20年度までに40%以上に引き上げることを目標としている。