「歴史の森」に子供科学館 1988(昭和63)年12月7日

館林市は、城町で進めている「歴史の森」整備事業の一環として子供科学館(仮称)建設を検討してきたが、来年度から二カ年計画で約三十億円を投入して建設に踏み切ることを六日までに決めた。

計画された施設は1991年、子ども科学館の名称で開館した。日本人初の2回目の宇宙飛行を果たした館林市出身の向井千秋さんの応援拠点となったことから、99年に向井千秋記念子ども科学館と改称。現在は2階常設展示で向井さんの生い立ちや宇宙実験の様子などを紹介している。プラネタリウムは座席が階段状に並ぶ傾斜ドームとなっている。