試合写した映像発見 2007(平成19)年1月17日

昭和初期に世界の舞台で活躍したテニスプレーヤー、佐藤次郎(一九〇八-三四年、旧子持村出身)がテニスの殿堂、英国のウィンブルドンで試合をしている約七十年前の映像が見つかった。

佐藤次郎は1933(昭和8)年の全仏、ウィンブルドンのシングルスで4強入りし、当時世界ランク3位になった名選手。佐藤の生家から見つかった16ミリフィルムには、約1分間の映像の中にウィンブルドンの芝コートで外国人選手とラリーを続ける姿が見られた。今月7~11日に渋川市役所で開かれた企画展では愛用のラケットなどが展示された。