群銀、全国一の低金利に 1972(昭和47)年7月11日

銀行などの預金金利は十七日から○・二五パーセント-○・五パーセントに引き下げられるが群馬銀行はこれを契機に、消費者ローンは最高二・九五パーセントの引き下げとなり、全国の都銀、地銀の中で一番金利が低くなったという。

貸出金利の引き下げは、第6次公定歩合の引き下げと、預貯金金利の引き下げに伴うもの。顧客から強く要請されている貸出金利について、群銀として収益が下がるのを覚悟の上で実現させたという。全国一の低金利となったのは独自の消費者ローンで、生命保険付き住宅ローンの3種だった。住宅ローンは一般融資の柱として重点を置いていた。